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【さくら公園、別の角度から】
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若い世代が多いと、学校を建てたり、公園を作ったりするため、税金の支出がかさむ。その一方で、住民が増えると、稼ぎ頭の会社事務所(TDL見たいな事業地も含む)や工場が相対的に少なくなるので、税収は少なくなる。少ない税収という条件であるにもかかわらず、育児関連の福祉が充実しているのは何故だろうか。
お年寄りに関しても興味深いデータがある。江戸川区は、お年寄りもとても多いが、不思議なことに、老人医療費も、介護保険の要介護認定者も、東京23区の中では最低レベルなのだそうだ。その秘密は、自然環境が田舎っぽくて(?)権衡に良いということのみならず、「寝たきりにならないように」という区の働きかけによるところが大きい。江戸川区が独自に開催しているカルチャー教室等の文化的な活動が盛んであり、元気なお年寄りが多い。お年寄りが元気で、病院のかわりにカルチャーセンターに行くようになると、老人医療費は大きく抑制できる。
育児に関する手厚い手当がある一方で、保育所は乳児(ゼロ歳児)の受け入れには非常に消極的で、江戸川区のゼロ歳児の95%は家庭で保育されているそうだ。我が家の近くにある児童館も、乳児を対象とするコースはちょっと少ないような印象を受けた。働きながら子育てを考える女性にとっては、初期の頃は、ちょっと厳しいかもしれない。「地域と家庭で育児負担のバランスを」という事かもしれない。ゼロ歳児から預かってもらえる保育所は、中央区や千代田区など、東京の中心部の方が多そうだ。
でも、そういった取り組みの一つ一つが、税収のバランスを取りつつ、江戸川区が「若い家族にとって住みやすい街」として認知されるように成ったのだと思う。
税収は少ないが、自助努力っぽい知恵を使ってやりくりする江戸川区の姿と、南篠崎さくら公園を重ねて考えていた。雨水の水くみ器を見て、その周りで元気に遊ぶ子供たちを見ながら、水道代(=税金支出)のかからない楽しい水遊びと、楽しそうな子供たち(=住民)を見ながら、江戸川区の税収について考えてみる。べつに浦安市みたいに大きな税収源(=TDL)が無くても、知恵とバランスの取り方で、人々の生活は十分に充実できる。
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