こざっぱりとしていて落ち着いた

 南篠崎たぶのき公園

 今ひとつマイナー?な、南篠崎たぶのき公園。
 小高い山と、すべり台が、なにげに楽しいです。

 場所:東京都江戸川区西瑞江

公園の誕生日・・・2005年6月26日


【南篠崎たぶのき公園】

 南篠崎たぶのき公園。2年ほど前にできたばかりで、さっぱりとしていて、比較的マイナーな公園。幹線道路に面していないので、地元住民でさえ「おや、こんなところに公園が?」と気がつかない人も多い。遊具もさほど多くはないが、その一方で、この公園特有の自然地形を利用した楽しい遊びを創造できる。

 場所は、南篠崎町2丁目。閑静な(さびしげな?)瑞江地区においても更に落ち着いた、なんとなく高級住宅を思わせるような雰囲気の住宅地区に、人知れず存在している。公園の一部が小高い山になっている点が楽しい。小山にはスライダー(滑り台)が設置されている。小山の上からマウンテンバイクで階段をガタガタと駆け下りる遊びが小学校の男の子たちを中心に密かなブームである。




【滑り台が見える】

 「たぶのき」はクスノキ科の常緑樹で、高さは20メートルにもなるそうだ。たぶのき、という名前の由来は複数の説がある。「実が赤いので、魂が宿る樹とよばれ、たましいのき→たまのき→たぶのき、になった」という説や、「朝鮮語で丸木舟をタブといい、丸木舟をつくる樹だったので、たぶのき、になった」という説など。非常に地味な花が咲き、実はグリーンピースのような大きさで、ブルーベリーのような黒色になる。よく公園に落ちている、黒くて丸い実をみつけたら、それはタブノキの実かもしれない。

 「南篠崎さくら公園」や、「南篠崎つつじ公園」のような、桜やツツジの花ような、はなやかさは無い公園かもしれない。だけど、初夏の日差しを受けて、薄緑色になった葉っぱがいっぱいの樹を見上げると、シンプルに爽快な気分になる。風に揺れる葉っぱのサワサワ音が心地よい。背の高い「たぶのき」と、その周りの花壇にはツツジなどの花々も咲いている。夏の空の青と、樹々の葉っぱの緑、それを取り巻く花壇の花の色と、よい感じで調和している。「夏だなあ」という気分にさせてくれる、爽やかな公園だ。