マニア向けAV?

 瑞江の伝説のDVD販売店(←数ヶ月で閉店)

 マニア向けDVD。
 一見、怪しい店ですが・・・。


 場所:東京都江戸川区瑞江駅周辺


※あまり参考にならない内容です


【散歩道の看板】

 瑞江の閑静な住宅街(といってもパチンコ屋の裏だけど)に、突如、「DVD販売、激安」の看板の店が出現した。入り口には「マニア向けAVが豊富」のようなメッセージが書かれていた。愛好者向けのオーディオ・ビジュアル関連のDVDを販売している店かな?と思い、仕事帰りにフラリと店の中をのぞいてみた。

 入り口の自動ドアを入ると、目の前にまるで二重扉のように大きなカーテンが架かっており、「18歳未満は入場禁止」と書かれていた。店のカウンターは、そのカーテンの向こう側にあるので、必然的に18歳未満の健全な青少年はカウンターに行き着くことができない。健全な青少年であるからこそ興味を持つのではないか、興味を持たない方がかえって不健全だ、という議論は置いておく。入り口とカーテンの間の、畳二畳ほどの空間に、申し訳程度に一般向けのビデオやDVDが置いてある。意外に値段が安い。たしかに安価なのだが、会計を済ませるにはこのカーテンをくぐる必要があるので、事実上、この店の利用者は非常に限定されることになる。

 このビデオ販売店が位置するのは瑞江駅の東部地区。「瑞江の地区計画」の項目でも書いたが、まだ規制の対象になっていないのかもしれない。そもそもビデオ屋だから規制の対象外かな?しかしながら、閑静な住宅街にこのような店を開くとは風紀上どうかと思い、地域住民代表として、断固として抗議せねばなるまいと意を決した。小走りにカーテンをくぐって店の内部へ潜入調査を敢行した。




【近くの公園】

 左手にはカウンターがあり、不思議なグッズがたくさん置かれていた。目線の高さまでカーテンが下がっており、お互いの顔が見えないような作りのカウンターだ。右手には棚が二列ほど並んでおり、どのパッケージも新しい。ビデオのジャンルが非常にマニア向けであることを除けば、TSUTAYAなどのレンタルビデオ屋と別に変わりはない印象を受けた。

 店のさらに奥の方には、そっち方面のグッズが更に豊富な種類で用意されていた。グッズの品揃えは「たちばな書店」や「羽賀書房」に匹敵するレベルだ。価格的には渋谷や新宿の大御所と比較すると若干高めに設定されているようだ。どちらかというと独身男性向け系の各種グッズが多い。余談だが中国の北京にもそれ関係のグッズを取り扱う店があり、東京で言う銀座に相当する場所で堂々と売られているが、あちらはパートナー系のグッズが多かった。DVDのジャンル的には、新宿二丁目的及び「川口円盤堂」的ジャンルが若干不足しているが、DVDは一通り揃っている印象を受けた。総合的に見れば、健全な「マニア向け」の店であり、いわゆる裏物を求めるお客さんは新宿や渋谷に行った方がよさそうだ。





【水辺の歩道の魚】

 余談だが、私は携帯電話のカメラ機能が好きなので、子供の成長記録など日々の家族の楽しい瞬間をパソコン上に保存している。本格的なビデオカメラは、取り出すのが面倒くさいし、「あ、この瞬間を残しておきたい!」と思うときにはビデオカメラは携行していない事が多い。その点、携帯電話であればいつでも携行している。上記理由により、私が携帯電話で重視する点は、カメラ機能が9割だ。そんなわけで、私のノートパソコンには、ほぼ1週間毎に、家族の記念写真や、子供のほほえましい動画がフォルダ分けして保存してある。

 先日、嫁さんと一緒に、パソコンに整理した家族の記念写真を眺めていた。ディスプレイに映る1年前の長男を見て、まだこんなに小さかったんだな・・・(今でも小さいけど)などと、思いつくままに写真や映像を見ていたら、その中に何故かアダルトな動画が混ざり込んでおり、開いてから二人で気がついて、私は条件反射的に2秒で閉じたが、「ねえ何これ?」と嫁さんから好奇心の目で問い詰められた。映像ファイルにはきちんと名前をつけて整理しておきたい。

 


 ・・・と、上記のような紹介記事を書いたのが、今年(平成19年)の春先だったが、現在(同年10月)、すでに上記の店は閉店してしまった。

 会社の帰り道に、ふと「あの店はどうなったのかな」と見てみると、すでに「店舗募集」の貼り紙が。やはり、ここらへんの住宅事情と会わなかったのだろうか。新たなマニアを求めてより深い地へと進出していったのか、地下に潜ったのか。謎は謎を呼ぶが、その空き店舗は、新たなビジネスに挑戦するチャレンジャーを募集している様子だった。